キューバ共和国
キューバは、メキシコ湾の入り口、青い空と海の広がるカリブ海にあり大小4195の島々や岩礁からなる島国。
全長 1,250Km, 面積約11万平方キロで、日本の約3分の1の大きさ。バハマ諸島から140km、ジャマイカから146km、フロリダから180km、カンクンから210kmに位置する。
首都
ハバナ
公用語
スペイン語
人口
約1,100万人
行政
国は14の行政地域(州)と特別行政地域「イスラ・デラ・フベントゥ」に分けられている。行政地域は、ピナール・デル・リオ、ハバナ、ハバナ市、マタンサス、シエンフエゴス、ビジャ・クララ、サンクティ・スピリトゥス、シエゴ・デ・アビラ、カマグエイ、ラス・トゥナス、オルギン、グランマ、サンティアゴ・デ・クーバ、グアンタナモ。
地理・自然・気候:キューバ本島は東西に1,250Kmと細長い島。山岳地帯、丘陵地帯、盆地と分けられ山岳地帯には、4つの山脈が走っている。河川は水量は豊富だが短い。池沼、人工湖も多く景勝の地となっている。
天然のミネラルを多く含む湧き水は健康飲料に、ドロは美容にと利用されている。
キューバの気候は熱帯性であるが、貿易風の影響で一年中微風があってしのぎやすい。年平均の晴天日は、330日。雨季(5月〜10月)と乾季(11月〜4月)に分かれている。平均気温は25度、平均水温は24度から28度、平均湿度は78%。雨季であっても雨は短時間のスコールが多く1日中雨が降り続くことは少ない。
蘭やサボテンの原生種を含め植物の種類も多くそのうちの約50%が固有のもので分布範囲も広大。鳥類も400種以上が確認され、その中には世界で一番小さい鳥、ハチドリもいる。小動物の中には、珍しい小さなカエル、カタツムリ、コウモリなどがいる。

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キューバでは、すべてが混ざり合い・・・
キューバの特性は「様々なものが混ざり合っている」ことといえるでしょう。このことがキューバを他の国々から突出させ、目立たせています。キューバを訪れた人々は、美術や文学はもちろん、そのほかのあらゆる事柄において、この特性が波及したキューバの文化を限りなく楽しむでしょう。
キューバはまた音楽の島として知られており、ソン、ボレロ、チャチャチャ、トローバは、世界のあらゆる年齢層の人々に良く知られ、音楽を学ぶ人、愛する人々を魅了してやみません。
伝統を現代の人々に届ける劇場は、科学的な検証や文化を発展させる場でもあります。そこでは魅力的で総合的な文化の果実である各種の催し−クラッシックバレエ、ラテンアメリカ映画祭、ギター演奏会、“ベニー・モレ”ソンフェスティバルなど−が開催されています。
人類の遺産として歴史的価値のあるハバナとトリニダーは、ユネスコの世界遺産に指定されています。そして2005年7月、ネオクラシック様式の建築物と町並みが見事に調和しているシエンフエゴスの歴史地区も新たに世界遺産に加わりました。国内の文化遺産に指定されたサンティアゴ・デ・クーバやバヤモはキューバらしさを色濃く残す街であり、古い大邸宅を博物館に改修したものもあります。どの街もそれぞれ建築学的に特色のある建物が多く、歴史とその影響を物語っています。
石畳、ゆるやかな坂、すべてを飲み込みそうなきつい坂、細い路地・・・キューバの道には、散策する人々、大人、子供達のために土産物や手工芸品を売る店、大道芸を演じる広場が至るところにあります。人々は、気持ちの良い散策を自由に楽しんでいます。まるでこの風景自体が「芸術作品」のようです。
キューバの海
キューバは、その起源から海とともにあります。砂浜、小さな島々、岩礁・・・“海”とキューバを離して考えることはできないでしょう。キューバは、カリブ海と大西洋に守られながら“航海している”島といえるでしょう。
キューバの海には、約1,000種の魚、1,400種の軟体動物、59種の珊瑚、1,110種の甲殻類、67種のサメやエイ、そして5種のウミガメの生息が確認されています。湿地帯や砂浜・岩場には、生きた化石といわれている小トカゲや、古代爬虫類の一種のRhombiferワニの生息や絶滅の恐れのある希少動物マナティの生息も確認されています。
キューバには、300以上の自然な砂浜があります。主なものは、ハバナ州の東のサンタマリア・デル・マル、カーヨ・ラルゴ・デル・スール、マタンサス州のバラデロ、ビジャ・クララ州のカジョス・サンタマリアやラス・ブルハス、トリニダーのプラヤ・アンコン、シエゴ・デ・アビラ州の北のハルディネス・デル・レイ、カマグエイ州のサンタ・ルシア、ラス・トゥナス州のカバルビアス、オルギン州のグ
アルダラバカやエスメラルダ、グランマ州のマレア・デル・ポルティージョ、サンティアゴ・デ・クーバ州のラス・プラージャス・デ・バコナオなどです。
砂浜や海の色は多種多様です。砂浜は、白、灰色、黒、金色、そして海の色は、青やエメラルドグリーンに輝いています。浅瀬あり深い海ありとカリブ海、大西洋でまた異なります。切り立った崖にぶつかる海の深さは美しい景観となっています。カリブ海や大西洋で起こる潮の満ち干、その海岸にたたずむとき、見る人の感覚を呼び起こし、まるで魔法のような波の動きは、いつまでもそこにいるようにと誘っています。
キューバ本島のまわりに散在している小島、岩礁は「すばらしい!」の一言に尽きるでしょう。自生する海の小動物や珊瑚、ここの自然は、偉大な探険家がキューバを発見した5世紀前の当時のままでしょう。
物語と神話の小さな島々は、その美しさを変えないまま、現代の探検家、ダイバーを快く受け入れています。
自然
キューバの地形は自然に美しい価値を与えました。ピナール・デル・リオ州にあるビニャーレス渓谷はユネスコの世界遺産に指定されています。ここは、景観の美しさ、動植物の宝庫として国際的にも良く知られています。
ピナール・デル・リオ州のグアナアカビネス半島、ロサリオ山脈、シエナガ・デ・サパタ、サンクティ・エスピリトゥ北部のブエナビスタ、サンティアゴ・デ・クーバ州のマエストラ山脈のふもとバコナオ、オルギン州のアレハンドロ・ウンボルト国立公園、グアンタナモ州のクチージャス・デル・トアなどの動植物体系は、ユネスコのプログラムにより環境を保護されています。
エコツアーを愛する人々は、キューバでは、沢山の楽しみを見つける事でしょう。トレッキング、ハイキング、サイクリング、バードウオッチングなど、キューバのあらゆる場所で楽しむことができます。国内で開催された国際的な旅行博においてもエコツアーは、常に内外の高い関心を集めています。